Mr.バレルさん

#01 娯楽で趣味で仕事な

 ダーツとの出会いは

" なんと "

ダーツショップ [ '81 ] を開いてから

 

東京で服屋をやっていて

地元にもお店を出そうと考え

地元の格好良いお兄さんと話していたら

《ダーツやってる》とのこと

もう感動

格好良いお兄さんがダーツだよ

どんだけ格好良いんだと・・・

 

じゃあせっかく田舎に出すわけだから

駐車場とかでD.I.Y.して遊べるテナント借りよう

って事で不動産屋を回って契約して

それから

 

ダーツマシンって何!?

えっ近くにダーツグッズ売ってる店がない?

そもそもダーツグッズって何???

etc.

 

スゲー楽しかった

 

テナント契約しちゃってるし

お金もそんなに余ってないし

格好良いお兄さんの周りの格好良いお兄さんたち

期待して待ってくれてるし

ダーツをやることも

ダーツグッズを買うことも

一切ないまま

" 祝 "オープン

 

自分たちは

地元で格好良いお兄さんとお店をやれる

それだけで十分だった

しかも《ダーツ》

最高だった

 

オープンの日に

格好良いお兄さんから

バレルをプレゼントしてもらって

みんなで仕入れたダーツグッズから

シャフトとかフライトとか選んで

初めての《マイダーツ》の完成

 

なんの知識もなく

なんの経験もなく

夢みたいなお店で

ダーツと出会った

 

だからダーツは

娯楽で趣味で仕事な

最高な

" 何か "

なんだ

 

きっと

みんなもそうだと思う

ひとり一人の最高な出会いがある

ダーツにはそういう魅力がある

 

そうやって始まった物語を

良いことばかりじゃない思い出を

" ラフ に タフ に "

未来に向かって 投げかける

 

そんなコラム

'81 SPORT DARTS